もくじ
このページでは「VRChatを動かせるスペックってどのくらい?」という初心者の方にありがちな疑問の解決向けになります。
先に結論を
結論から言うと、以下の通りになります。
もちろん賛否ありますが、筆者の主観で掲載させていただきます。
※VR軽量 … Oculus RiftSやOculus Quest(Oculus Link)など
※VR重量 … Valve IndexやHTC Vive Proなど
表内では比較的新しい世代のCPUで掲載していますので、古いCPUを使っている方は同等のスコアのCPUと比較していただければ問題ないと思います。
パーツ名 | デスクトップ | VR軽量 | VR重量 |
---|---|---|---|
CPU | Core i3-8100 | Core i5-9600K | core i7-9700K |
GPU | 内蔵GPU | GTX 1060 (3GB) Radeon RX 590 | RTX 2070 Super Radeon RX5700 XT |
メモリ | 8GB | 16GB | 32GB |
電源 | 200W~ | 500W~ | 750W~ |
上記は最低限このくらいは必要と思われるスペックですので、スペックに余裕があればそれだけ動いてくれます。
ここに載っていないマザーボードの種類やメモリのクロック数などはあまり重要ではありません。
デスクトップモードだとどのくらいのスペックが必要なのか?
筆者は現在のメインPCを使い始めるまでは「Core i3-8100/内蔵GPU/16GB/200W電源」という軽作業向けサブPCでプレイしていました。
また安価なノートパソコンも持っていて、こちらは「Core i3-8145U/内蔵GPU/12GB」という環境でプレイ出来ました。
ただ、いずれも少人数かつ軽量なワールドでも30FPS程度しか出ませんし、重たいワールドや大人数のインスタンスに行くとマトモに動きません。
快適に動かそうと思うと、やはりVRReadyまでは行かなくてもそれくらいのスペックは必要になってきてしまいます。
「雰囲気を楽しむ」「仲間内で少人数で遊ぶ」程度であれば、そこまでのスペックは必要ないと感じます。
じゃあVRでプレイするにはどのくらいのスペックが必要?
これは使用するVR機器の性能にも左右されます。
先の結論に書いてある通り、Oculus社の軽量なVR機器であれば「GTX 1060 Ti」や「RTX 2060Super」などでかなり快適に動きますが、Valve IndexやVive ProなどのハイエンドHMDにはちょっと厳しいです。
逆に「Radeon RX 5700XT」や「RTX 2070 Super」などのハイエンドグラボであればそれなりに快適に動かせることができます。
Android版での動作について
ベータ版として公開中のAndroid版
現在、ベータ版としてGoogle PlayストアにAndroid版VRChatが公開されています。
検証のため「Xiaomi Pad 6」を購入し快適に動作することが確認できましたので参考程度にスペックを記載します。
機種名 | Xiaomi Pad 6 |
OS | Xiaomi HyperOS (Android 13) |
CPU | Snapdragon® 870 |
メモリ(RAM) | 8 GB (LPDDR5) |
ストレージ | 256 GB |
ディスプレイ | 11インチ 2,880×1,800px |
重要なのはOS, CPU, メモリ(RAM)の3つです。
OSはAndroid 10以降のものが必須で、メモリ(RAM)は6 GB以上のものが望ましいとされています。
※公式には推奨スペックが公表されていないため参考程度。
CPUはSnapdragon 845以上のスペックがあればある程度は動作すると思われます。
ハイエンド帯のCPUを積んだスマホであれば大抵の場合は問題なく動作するでしょう。
現在は「ベータ版」として公開されていますので、今後推奨スペックや対応OSの範囲などが変わってくる可能性があります。
最新の情報などは公式のサポートページなどでご確認ください。